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2005.06.14

第3回 究極の静岡吟醸を愛でる会

 今年で3回目の「究極の静岡吟醸を愛でる会」が、一昨日の6月12日に開催されました。今年の参加者はついに100人の大台を突破し、蔵元さんも11場から14名も出席され、年々盛会になっていきます。ありがたいことです。来場された皆さんと、これらの美酒を出していただいた蔵元・取り扱い酒店の皆様に感謝いたします。

※ 以下、名古屋から遠路はるばる参加された酔っ払いくまさん提供の写真と、小生が撮影した写真です。画像部分をクリックするとオリジナルの画像(640×480)が表示されます。

PICT0013 会場の入口脇の看板です。ここを開くと‥‥ そこは静岡吟醸のワンダーランド(笑)

○ 出場酒

※ 〆て 58種類もの出場酒がありました。

1.花の舞  静岡県 吟醸の部出品酒(入賞)
2.花の舞  静岡県 純米の部出品酒(入賞)
3.花の舞  名古屋局 吟醸の部出品酒
4.花の舞  全国出品酒(入賞)
5.出世城  静岡県 吟醸の部出品酒(入賞)
6.出世城  静岡県 純米の部出品酒(入賞)
7.出世城  全国出品酒(金賞)
8.千寿   静岡県 吟醸の部出品酒(入賞)
9.千寿   全国出品酒(金賞)
10.葵天下  全国出品酒(金賞)
11.國香   静岡県 吟醸の部出品酒
12.國香   静岡県 純米の部出品酒(入賞)
13.開運   静岡県 吟醸の部出品酒(入賞)
14.開運   静岡県 純米の部出品酒(入賞)
15.開運   名古屋局 吟醸の部出品酒(入賞)
16.開運   全国出品酒(金賞)
17.若竹   静岡県 吟醸の部出品酒
18.若竹   静岡県 純米の部出品酒
19.若竹   名古屋局 吟醸の部 / 全国出品酒
20.若竹   名古屋局 純米の部出品酒(入賞)
21.小夜衣  静岡県 吟醸の部出品酒(入賞)
22.喜久醉  大吟醸 静岡県 吟醸の部出品タイプ(入賞)、割水済
23.喜久酔  純米大吟醸 静岡県 純米の部出品タイプ(入賞)、割水済
24.志太泉  静岡県 吟醸の部出品酒
25.志太泉  名古屋局 吟醸の部出品酒(入賞)
26.志太泉  全国出品酒(金賞)
27.杉錦   静岡県 吟醸の部出品酒(入賞)
28.杉錦   静岡県 純米の部出品酒(入賞)
29.杉錦   名古屋局 吟醸の部 / 全国出品酒(選外・金賞)
30.杉錦   南部杜氏協会出品酒
31.初亀   中汲み大吟醸 静岡県 吟醸の部出品タイプ(入賞)
32.君盃   静岡県 / 名古屋局 / 全国出品酒(入賞・入賞・選外)
33.君盃   静岡県 純米の部出品酒(入賞)
34.君盃   名古屋局 純米の部出品酒(入賞)
35.忠正   静岡県 吟醸の部出品酒(入賞)
36.忠正   静岡県 純米の部出品酒(入賞)
37.忠正   名古屋局 吟醸の部 / 全国出品酒
38.萩錦   静岡県 / 名古屋局 / 全国出品酒(入賞・入賞・金賞)
39.荻錦   静岡県 純米の部出品酒
40.臥龍梅  静岡県 吟醸の部出品酒(県知事賞)
41.臥龍梅  静岡県 純米の部出品酒(入賞)
42.臥龍梅  名古屋局 吟醸の部出品酒(入賞)
43.臥龍梅  全国出品酒
44.英君   静岡県 吟醸の部出品酒(入賞)
45.英君   静岡県 純米の部出品酒(入賞)
46.英君   名古屋局 吟醸の部 / 全国出品酒(入賞・選外)
47.英君   名古屋局 純米の部出品酒(入賞)
48.正雪   全国出品酒
49.富士錦  静岡県 吟醸の部出品酒(入賞)
50.富士錦  静岡県 純米の部出品酒(県知事賞)
51.富士錦  名古屋局 吟醸の部出品酒(入賞)
52.富士錦  全国出品酒(入賞)
53.高砂   静岡県 吟醸の部出品酒
54.高砂   静岡県 純米の部出品酒
55.高砂   名古屋局 吟醸の部出品酒(入賞)
56.高砂   全国出品酒
57.白隠正宗 静岡県 吟醸の部出品酒(入賞)
58.脇田屋  全国出品酒

ultimate_014 3年連続全国金賞の「出世城」出品酒(No.1~3)と見るからに怪しげな(笑)手書きラベルだけの「花の舞」出品酒(No.4・5)。この手書きラベルには焦りました。銘柄名がどこにも書かれていません。これが「花の舞」さんだけでよかった。二つもあったら「どっちがどの蔵?」状態になるところでした。

ultimate_013 引き続き「花の舞」出品酒(No.6・7)、14年ぶりに全国金賞の「千寿」出品酒(No.8・9)と今年の鑑評会を総ナメした絶好調の「葵天下」全国出品酒(No.10)

ultimate_012 河村先生直伝の「國香」“傳一郎 斗瓶囲い”(No.11・12)と「開運」出品酒(No.13~16)。「開運」の名古屋局出品酒(No.15)は斗瓶番号違いで2種類出品されたため、そのどちらも提供していただきました。「6-イ局」「6-ロ局」と書かれた札が見えるでしょうか。

ultimate_011 「おんな泣かせ」で有名な「若竹」出品酒(No.17~20)。この会のために一回瓶燗火入れで冷蔵保存していただいたものです。本日の出品酒のなかでも最高クラスのコンディションで、ある蔵元さんは舌を巻かれていました。

ultimate_009 いぶし銀的存在の「小夜衣」出品酒(No.21)と、あえて市販酒で出場の河村先生直伝「喜久醉」(No.22・23)、「志太泉」出品酒(No.24・25)。「志太泉」の静岡県出品酒(No.24)は今回の「究極の出場酒」です。ホンモノの静岡県鑑評会出品票が貼付されています。すなわち、鑑評会の審査会場まで持ち込まれた、「予備瓶」か「戻り瓶」なのです。

ultimate_010 引き続き「志太泉」全国出品酒(No.26)と「杉錦」の出品酒(No.27~30)。「杉錦」の南部杜氏鑑評会出品酒もホンモノの出品票つき(No.30)。

ultimate_002 「初亀」中取り大吟醸(No.31)、本来は秋に出荷されるものをこの会のために特別に早く出してもらいました。「君盃」の出品酒(No.32~34)。クラシックなラベルの名古屋局純米の部出品酒(No.34)が「癒し系」で好評を博していました。「独身です」とアピールしていた英俊さんは収穫あったのでしょうか?(笑)
 なお、手前の一升瓶(5本)は蔵元自慢の仕込水です。詳細は後述。

ultimate_003 「忠正」出品酒(No.35~37)と「萩錦」出品酒(No.38・39)。去年から県出品酒を静岡型に戻した「忠正」は全体に端正な感じ、一方の「萩錦」は全国の流行をキャッチアップした華やかさがありました。唯一ご夫妻で参加された「萩錦」の蔵元さん、一生懸命さが好印象でした。

ultimate_004 吟醸の部で県知事賞受賞の「臥龍梅」出品酒(No,40~43)。今年も県の鑑評会には旧来の「静ごころ」、名古屋局と全国には「臥龍梅」で出されていますが、この会にはすべて「臥龍梅」で統一して持ってこられました。こちらも全国の流行をキャッチアップした華やかさが特徴です。

ultimate_005 多数の参加者が「蔵元はどこ~?」と探し回っていた、社長が人気の「英君」出品酒(No,44~47)。蔵元さんは欠席でした。どうもスイマセン。来年こそ絶対に出てもらいます。クラシックなラベルは「正雪」全国出品酒(No.48)。肴に出した桜海老が最も似合う、由比町の2銘柄でした。

ultimate_006 手書きの裏ラベルを前面に出した「富士錦」出品酒(No.49~52)と、裏ラベルだけの「高砂」出品酒(No.53~56)。どちらのお酒も、非売品然とした雰囲気がいかにもアヤシイです(笑)

ultimate_007 「白隠正宗」出品酒(No.57)と「脇田屋」出品酒(No.58)。どちらのお酒もこの会以外では飲めない珍品だと思います。特に「脇田屋」は、蔵で1本だけ研究用に取っておいたものを頒けていただきました。既に地球上にこれしかない、という代物です。

○ 出場 仕込水

※ 〆て 5種 29本

1.開運   高天神の長命水
2.志太泉  瀬戸川の伏流水
3.君盃   安倍川の伏流水
4.英君   桜野沢の湧水
6.白隠正宗 富士山の伏流水(雪融水)

(出場予定だった 5.高砂 は、手違いで欠場でした。スイマセン)

○ 来場蔵元(11場14名)

1.出世城  中村社長
2.花の舞  高田さん・青木さん・長野さん
3.國香   松尾社長
4.開運   土井社長
5.喜久醉  青島専務
6.志太泉  望月専務
7.杉錦   杉井社長
8.君盃   市川さん
9.萩錦   萩原専務ご夫妻
10.富士錦  清専務
11.白隠正宗 高嶋社長

県外の蔵元さんも何名か来場されていました。

ultimate_021 「君盃」市川さん(左)、「出世城」中村社長(中)、「志太泉」望月専務

PICT0024 湯島の日本酒バー「」店主の水守さん(左)、「開運」土井社長(中)、浜松市のかたやま酒店さん(右)

PICT0017A 「白隠正宗」高嶋社長(左)、「出世城」中村社長(中左)、はるばる愛知県から来場の葉さん(中右)、こちらも静岡県から来場のHさん(右)

PICT0025 「喜久醉」青島専務(左)、広島県「天寶一」村上常務(右)

PICT0027 栃木県「旭興」渡邉さん(左)、筆者(中左)、栃木県「松の寿」松井専務(中右)、「応援します 新世代栃木の酒」管理人のHOROYOIさん(右)

PICT0050 超人気サイト「由紀の酒」裏管理人のAKIRAさん(左)、滋賀県「浪乃音」中井社長(中)、「富士錦」清専務(右) ‥‥ これは二次会にて。


 皆さん、来年も是非よろしくお願いします。

 本館サイト: http://www.dd.iij4u.or.jp/~kshimz/  E-Mail: kshimz@dd.iij4u.or.jp

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コメント

さすがに素晴らしいレポートですね!
各蔵元さんの説明に、とても愛情を感じます♪
私も拙いながらに当日の様子をBlogに書かせていただきましたのでTBさせて頂きました。

投稿: 若葉 | 2005.06.14 08:36 午後

こちらでははじめまして、「桂自然」です。
流石のレポに脱毛・・じゃなかった、脱帽です(笑)。
それにしても酒瓶の写真のバックにはかなりの確立で「由紀の酒」の見覚えのある方々が写ってますね。
偶然にしても出来過ぎているような(笑)?

投稿: 桂自然 | 2005.06.18 02:54 午後

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