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2005.09.13

夢バトン

 蔵元若葉印の若葉さんから夢バトンが回ってきた。あまり夢を見ないので難解なお題なのだが、女性、しかも美人の頼みとあっては仕方がない (男ってこれだからダメよねぇ~)

Q1.小さい頃、何になりたかった?

 学者

Q2.その夢は叶ったか?

 いいえ、ぜんぜん。

Q3.現在の夢は?

 死ぬまでにミリオンセラーを一冊、出したい。

Q4.宝くじで3億円当たったら?

 ランチアのアウレリアGT B20 シリーズ3か4を買って徹底的にレストアする。
 余ったお金で神楽坂の「酒たまねぎや」でロマネ・コンティとディケムと磯自慢のビンテージを開けてドンチャンする。

Q5.あなたにとって夢のような世界とは?

 電話とコンピュータのない世界。池波正太郎と國香があれば言うことなし。

Q6.昨晩見た夢は?

 すいません、このところ、ほとんど夢を見ないんです‥‥

Q7.この人の夢の話を聞きたいと思う5人は?

 いません。

 インターネットに参加して以来、チェイン・メイル撲滅をモットーとし実行してきたので、ここで止めます(笑) 悪しからず。

 本館サイト: http://www.dd.iij4u.or.jp/~kshimz/  E-Mail: kshimz@dd.iij4u.or.jp

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2005.09.04

回天

kaiten 毎年、8月半ばを過ぎると無性に戦史を読みたくなる。15日の「終戦の日」の前後に、太平洋戦争ネタが新聞雑誌テレビで氾濫することに影響されているのだろう。

 今年の本は、自宅裏の目黒区立図書館にあった「回天」だ。太平洋戦争中の特攻兵器・人間魚雷「回天」の史実・記録集で、編集発行人は回天の関係者が組織した「回天刊行会」である。昭和51年に発行されたこの本は、その刊行経緯からみてほとんどが回天の関係者の手に渡ったと思われる。借りてきた本は目黒区立図書館に昭和53年に寄贈されている。回天関係者からの寄贈だろうか。

 全592ページの大部には、120ページを越える戦死・殉職者の「遺書・遺文編」と、50ページほどの遺族による「思慕編」が含まれる。この2編は冷静には読めない。目が進まなくなる。そこを避けて史実や回想の部分だけを流し読みするしかないのだが、それにしても重い内容ではある。「回天」といえば、年初に読んだ大久保房男氏の「人間魚雷搭乗員募集」は回天搭乗員になることを拒んだ学徒兵の話だったが、志願するのもしないのも、大変な決断であったことだろう。そういう選択を迫られることはなさそうな平和を甘受している我々には、想像を絶する局面ではある。

 以下、口絵(写真)にあった碑文ふたつを引用する。

 回天碑 碑文(大津島基地跡)

大東亜戦争 年ヲカサネテ苛烈ヲ加ヘ物量漸ク乏シキヲ告ゲテ 前途暗澹タリシ時 愛国ノ至誠 弱冠ニシテ早クモ危急ヲ予感シ 忠孝ノ純情 一身ヲ献ジテ狂濫ヲ既倒ニ回サントシ 前代未聞ノ兵器 必死必勝ノ戦法ヲ創案シテ 従容自ラ之ヲ操縦遂行セシモノ 即チ是レ回天ノ勇士ナリ 惜シイ哉時既ニオソク 戦勢ヲ一転セシムルニ至ラザリシト雖モ事敵ノ意表ニ出デテ其心胆ヲ寒カラシメ ヨク皇国ノ命脈ヲ危殆ノ中ニ護持セシモノ 其ノ功偉ナリト言フベシ ココニ回天献身ノ勇士ノ氏名ヲ録シ 以テ芳ヲ千秋ニ伝フ

 潜水艦勇士に捧ぐ(東郷神社)

 太平洋戦争中 百二十餘隻の潜水艦と共に戦歿された一万餘人の乗員諸君 特殊潜航艇及び回天決死隊諸君 また諸公試 演練に殉難された諸君 諸君の遺骨は海底深く沈んで之を回収する途がない しかし それは国難に赴いた諸君の忠誠が そのまま其戦場に在ることを意味する 民族の急を救うべく戦った犠牲の精神は永久に其処に活きている
 残された潜水艦関係の吾等は 個人と法人と併せて幾千 常に諸君の英霊の座する海底を見つめている 願わくは日本国民の全部も ありし日の諸君の勇姿と奮戦激闘の光景と護国の屍となった戦場とを緬想して敬弔の誠を伸ぶると共に 祖国再興の心の糧とすることを祈願して已まない
 茲に曽ての戦友 潜水艦建造関係者外有志一同相計り小碑を東郷神社の霊域に建立して諸君不滅の忠魂に捧ぐ

 今宵もまた「回天」を紐解きながら「民族の急を救うべく戦った犠牲の精神」に想いを馳せ、「祖国再興の心の糧とすることを祈願して已まない」に深く頷く。

(写真は「回天」の扉頁。)

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