仙谷由人がジロラモ・サヴォナローラに見える。
最近、仙谷官房長官が、中世のフィレンツェ(イタリア)で神権政治を敷いた、ジロラモ・サヴォナローラと重なって見える。
ジロラモ・サヴォナローラについて、簡単に書くと、こんな具合かな。
サヴォナローラはドミニコ会の修道士で、フィレンツェのサン・マルコ修道院の修道士だった。彼は説教壇から既存の権力-教皇庁やフィレンツェを支配していたメディチ家-を激烈に非難し、必ず神罰が下ると断言し、下層市民を中心とした民衆を魅了した。そして、次第に中上層市民にも支持者を増やしていった。
1494年にフランス王シャルル八世がナポリ遠征のためイタリアに侵攻したとき、メディチ家の当主“イル・ファトゥオ(愚鈍な人)”ピエロ・デ・メディチは簡単にフランス軍に降伏した。これが市民の不評を買い、ピエロはフィレンツェ市から追放され、サヴォナローラがフィレンツェの実権を握った。
サヴォナローラは権力の掌握後、自己の宗教観にしたがって市民に潔癖症的な清貧生活を強制する、独善的で強権・高圧的な政治を行った。そのため、徐々に市民の反感を買うようになり、ついに1498年、市民の不満が爆発して捕らえられ、悲惨な最後を遂げるのであった‥‥
なんだか、仙谷官房長官の将来が見えるような、見えないような(苦笑)
‥‥ というわけで、これまで仙谷官房長官のことを「法匪」と呼んでいたけど、これからはジロラモ仙谷と呼ぶことにします。皆さんも是非どうぞ(笑)
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
最近のコメント