同情するなら金をくれ、もとい、金送れ
※ このエントリは、東北関東大震災の実情にそぐわなくなったため、訂正します。(2011年3月17日)
ぜひ、3月18日の記事 「前言撤回。物資の提供をお願いします。」 を参照ください。
「同情するなら金をくれ、もとい、金送れ。」 これは災害時の真理です。
避難所や救援本部に中古不用品を送るのは迷惑です。偽善にすらなりません。むしろ、二次災害です。
阪神大震災のとき、被災地周辺の物資集積所で一番困ったのが、これでした。雑多な物資を送りつけられても、内容を確認して仕分けしてからでないと、被災者には配れません。衣料品であれば、サイズや色柄ごとに分別してはじめて、配ることができるのです。つまり、中古不用品を送られても、仕分けの人手と場所も取られるだけ。正直なところ、物資配布活動の足手まとい・邪魔にしかなりません。
物資を送るなら、同じものの新品をトラック1車分以上にしましょう。新品でも、少ないと分配に困ります。最低でも、1つの避難所全員に行き渡る数量(数百個)だと考えてください。
個人でできることは、献金・献血が一番です。赤十字等を利用しましょう。
・日本赤十字社 トップページ: http://www.jrc.or.jp
・日本赤十字社の「東北関東大震災義援金を受け付けます」: http://www.jrc.or.jp/contribution/l3/Vcms3_00002069.html
・Google にある募金情報のまとめ: http://sites.google.com/site/quake20110311jp/bokin
<追記>
献血で採取した血液の有効期限は21日間で、これは厳密に守られているそうです。やみくもに急いで献血するよりも、赤十字社からの呼びかけがあったら応じる、くらいでいいかもしれません。
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